世界のマイニングパワーについて!カーボンニュートラルは・・・

中国で開催されたグローバルマイニングプールコンピューティング会議で【币印(Poolin)】創設者兼CEOであるKevin Pan氏(潘志彪)は、カーボンニュートラルは仮想通貨の(採掘)マイニング作業でクリーンエネルギーの使用を促進すると述べた。

カーボンニュートラル
人類の生産・生活活動で排出される二酸化炭素と、植物の光合成により吸収される二酸化炭素が同じ量という概念である。地球温暖化の進行を防ぐために、カーボンニュートラルを目指すことは必要になる。

2021年4月17日、中国四川省成都市で「スーパーコンピューティング・フュージョン、2021年グローバルブロックチェーンコンピューティングパワーカンファレンス」が正式に開催された。この会議は、巴比特、链节点、币印三社が共同で共催しました。

巴比特中国大手ブロックチェーンメディア 8BTC
链节点中国大手ブロックチェーン交流場 ChinaNode
币印中国大手マイニングプール Poolin

Kevin Pan氏は【カーボンニュートラルと仮想通貨のマイニング】という基調演説で、中国では年間を通じて、仮想通貨マイニングで使用する電力の約65%はクリーンエネルギーから来ていると述べた。

そして、仮想通貨のマイニングは依然として”棄水棄電”を消費するための最良の方法です。カーボンニュートラルは、仮想通貨マイニングにおける水力発電、風力発電、光起電などのクリーンエネルギーの使用を促進します。

棄水棄電
ダム水力発電所において、電気の需要がなくなった場合、上流の水をコントロールすることが難しい為、発電に使用可能な水を捨てること。

以下は彼の演説の原文です:

みなさん、こんにちは。私の名前はKevin Pan、币印の創設者兼CEOです。本日は、「カーボンニュートラルと仮想通貨のマイニング」についてお話をしたいです。 最近、採掘業界でいろんなことが起きています。まず、内モンゴルでは多くのマイニングプールが閉鎖※されました。マイニングのセキュリティ安全性は、今後数年も私たちが発展する礎として非常に重要です。

※中国百度ニュースによると、内モンゴルで電力の使いすぎになどの環境汚染問題でマイニングプール閉鎖を余儀なくされた。

人類の歴史の発展そのものがエネルギー変革の歴史です

初期の地球のエネルギーはすべて太陽から与えられていました。地球全体にエネルギーを供給するのは太陽の放射によってもたらす光と熱です。社会の発展に伴い、エネルギーの転換は比較的高いレベルになっていきます。薪から石炭、そして私たちの新しいエネルギーまで、その中に化石(石油、天然ガスにも火力を含む)燃料は、人類が現在使用している石炭を含む最も密度の高いエネルギーです。その次は、水と風を中心とした潜在的なエネルギーです。チベットにまもなく雨季が来ます、毎年自然の環境によりチベット高原に大量の潜在的なエネルギーが眠っています。我々は太陽光エネルギーも利用を始めているが、今の主力はまだ火力発電です。

地球上には、石炭が集中して採掘できる場所があり、その場所は北緯30度から70度の間、世界の総石炭の70%以上を占めています。

全世界マイニングパワー分布図をご覧ください、基本的には北緯に集中しています。初期の頃はアメリカの規模が最大で、その時仮想通貨はあまり人々に知られていませんでした。その後中国、北アメリカ、カザフスタン、イラン、アイスランド、カナダも続々と参入しました。

カーボンニュートラルから仮想通貨への影響

人類は化石燃料を燃やし続け、大量な二酸化炭素が大気中へ、温室効果で世界の気温が上昇します。最初の産業革命から地球の平均気温は2°C上昇しました。このまま化石燃料を燃やし続けると、2100年頃には地球の平均気温が3.7〜4.8°C上昇する見込みです。その頃海面は0.6〜0.8メートルぐらい上昇し、おおよそ2.8億の人々の生活へ影響が出るでしょう。この状況の改善は多くの国や地域が一丸となって行動する必要があります。

カーボンニュートラルはまず、森を作り、植物が増えることによって大気中の二酸化炭素を大量に中和してくれる。次は二酸化炭素の排出量を下げ、主に化石燃料の使用比率を抑え、その代わりにもっとクリーンエネルギーを使用しなければなりません。

2015年12月、世界各国はパリ協定を結びました。目標は気温の上昇を1.5°C前後に抑え、2°Cを超えない様にする。2020年9月、習近平主席は2030年ごろに中国は二酸化炭素排出量がピークになることが予想され、2060年ごろにカーボンニュートラルが達成し、より早期にピークを抑えるように最大限の努力を行うと表明しました。

一次エネルギー消費に占める非化石燃料(エネルギー)の割合を20%に増やし、森林ストック容量を約45億立方メートル増加など、ほかの先進国と比較して約10年遅れのスタートとなるが、発展途上国としてとても良い約束を世界へ交わした。

今のところ中国の発電量は概ね全世界の1/4です。火力発電は比較的に安定した電力の供給ができ、ピーク時の高負荷にも対応可能になっています。

仮想通貨マイニングの現状

雨季:

四川省の発電量は約全国の半分を占めています、さらに雲南省の発電量は四川省の半分です。夏になると、中国のマイニング電力の80%はダム発電によるクリーンエネルギーになっています。

渇水季:

主に新疆と内モンゴルですが、今年も内モンゴル比率が大きい割合を占めるでしょう。過去のデータにより冬季になると全国のマイニング発電は新疆が半分を占め、内モンゴルは全国の30%になっています。

結果、全体的に中国で仮想通貨のマイニングで使用する電力の65%はクリーンエネルギーで、この比率は他の産業と比べ、または世界他国の仮想通貨マイニングと比べて、かなり高い比率になっています。

カーボンニュートラルの達成には、世界中にクリーンエネルギーの利用を推進する必要があります。最近、仮想通貨のマイニングの電力消費についてよく批判されています、マイニング業界ではよりクリーンエネルギーへの移行が求められています。

2019年の太陽光による廃棄電力は54.9億KWh、ダムによる廃棄電力は691億KWh、これらの廃棄電力をうまく活用すればマイニングの電力消費状況を改善できます。

廃棄電力:再エネ発電は制御が難しい為、発電しすぎにより無駄な電力が発生してしまう。

※外部リンク電力が供給過剰に? 太陽光発電の急成長がもたらす「新たな問題」

中国マイニングパワー分布図をご覧ください、今のところ新疆がダントツトップ、ただこの数日でかなりの計算力を失いました。次は四川で、この2省が主要拠点になっている。ほかに雲南、内モンゴル、甘粛、青海は規模が同じぐらい、比較的に東部の拠点は少ないです。

2021年2月9日内モンゴルは電力の”発電””使用”を抑える政策【“十四五”政策】を発表したことにより新たな発電設備の建設やマイニングプールの規模拡大もできず、また、使用電力を抑えることから一部のマイニングプール閉鎖を余儀なくされた。だから水力発電や廃棄電力をうまく利用すればこの様なことは回避できるはずです。

ビットコインのマイニング産業は他の産業と異なり、非常に機敏的で、土地と水源を選ばず、空気の汚染もなく、少し噪音が出るぐらいです。スペースを大きく使わないが、消費電力は非常に多いです。

ビットコインはほかのオルトコインと比べ、マイニングのエネルギー使用状況も違い、以下はイーサリアム(ETH)との比較です。ビットコインのエネルギー消費量が大きいとよく批判されているが、エネルギー消費とは暗号化処理による膨大な計算量を意味するもので、その分ビットコインはほかのオルトコインより安全な仮想通貨と言えます。

ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)
マイニングに使用される暗号化ハッシュ関数SHA-256Ethash
マイニング方法ASICマシングラフィックボードマイニング
マイニングコンピューター体積小さいASICマシンの3倍
消費電力(概算)3.5KW/h1.2KW/h
リサイクル価値低い高い

カーボンニュートラルの達成には二酸化炭素の排出量の減少も必要になります。マイニングによる廃熱を再利用すれば、二酸化炭素の排出量の減少に貢献します。マイニングマシンに組み込まれているCPUやグラフィックボードからの発熱が大きく、熱をそのまま排出している為、将来は暖房熱源(空調暖房・農業の温室など)として取り組むことができます。

最後にビットコインの価値モデルについてを話しましょう。ビットコインの知名度と共に総発行済み枚数は日々増えている、今は毎日900枚ぐらいのビットコインはマイニングによる報酬として発行されます。2021年現在約1900万枚が発行されています。ビットコインの認知度が徐々に高くなると反対に、約4年間に一度半減期を迎え、マイニング報酬が半減し、それでビットコインの希少性がどんどん高くなり、ビットコインの価格も上昇して行くと予想されます。実際には2020年5月に半減期を迎えた後最高値を更新しました。

投資はリスクが付き物、特にビットコインや仮想通貨の値動きは他の金融資産より激しいので、是非投資戦略を練って投資してみてください。


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