Grayscale Bitcoin Trust

ビットコイン市場はどの方向に?GBTCの影響は?

先週、ビットコイン市場は少し上昇方向に向かっているように見えましたが、今週に入って、また後退となり、さまざまなニュースが飛び交う中、方向感が見えなくなりました。これからビットコイン市場に影響する可能性がある情報をいくつか見てみましょう。

2021年7月5日にコインシェアが発表した週間デジタル資産供給レポートでは、世界のデジタル資産投資運用会社から5週間ぶりに仮想通貨に6,300万ドルの大幅な流入が明らかになり、機関投資家の安心感は徐々にビットコイン(BTC)とアルトコインに戻りつつあることを強く示しています。

この1週間に新たな資金がビットコイン市場に流入したにもかかわらず、ビットコイン取引量は2020年11月以来最低を記録し、仮想通貨全体も2021年の平均に比べて38%の減少が見られました。

関連ニュースでは、BTCManager のレポートによると、2021年7月4日、ビットコインクジラ(100~1万 BTC保有者のこと)は、7月の初めにポートフォリオに60,000ビットコインを追加しました。投資家の心理がますますポジティブになる中、ビットコインが眠りから目を覚まし、今年史上最高値を更新する予想も出ていました。

それよりも、大きく注目を集めているのはグレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)のロック解除イベントです。これはビットコイン価格にどんな影響を与えるか、市場参加者の意見が分かれています。

グレースケール・ビットコイン・トラスト(Grayscale Bitcoin Trust – GBTC)とは、ビットコインと連動するオープンエンド型私募投資信託です。GBTCでは、投資家がビットコインを直接購入、保管することなく、伝統的な有価証券の形でビットコインへの投資を可能にし、ビットコインの取引コストを減らすことにもなります。

GBTCは投資対象をビットコイン(BTC)に特化した初の有価証券で、世界最大の仮想通貨ファンドです。

GBTC信託は購入後最初の6ヶ月間がロック(売却制限)期間として設けられています。

認定投資家(主に機関投資家や超富裕層の個人投資家)は、所有または借りたビットコインや米ドルを入金することによって、私募に参加し、ロック解除後に、一般個人投資家を含む二次市場で売却することができます。

長い間、様々な理由により、GBTC信託はビットコイン実物価格に40%以上のプレミアムで取引されていました。投資家にとって、それはビットコイン実物より以上に利益を得られる投資となっていました。

米国最大の銀行JPモルガンによると、この投資信託は去年12月に20億ドルの記録的な流入を見せ、そして今年1月には17億ドルが流入しました。

ロック期間の終了がビットコイン売りのプレッシャーになるとJPモルガンのアナリストは先月発表したレポートで主張しました。

bybt.comのデータによると、GBTC信託今年1月の購入分のロック解除は今月で予定されており、40,000ビットコイン相当のGBTC信託が解除されるそうです。

1日最大のロック解除は7月18日に行われる予定で、16,240 BTC相当(現在5億3,000万ドル相当)になります。

JPモルガンのアナリストは先月の発表とは対照的に、一部のデジタルアセットアナリストや投資家は、GBTC信託を持つ投資家の一部が当初GBTC信託購入時に資金を調達するために仮想通貨ローンを使用しており、ロック解除により彼らはビットコインを市場から購入し、ローンを返済する必要があるため、ビットコインを高く押し上げる可能性があるという見解を示しています。

いずれGBTCのロック解除イベントは、8月中旬までに消滅する予定です。

さて、7月中旬以降にビットコインがどんな値動きになるかを注目しましょう。


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