《ビットコイン:我々が知るお金の終焉》(英題:Bitcoin: The End of Money as We Know It)は、映画監督、プロデューサーであるトルステン・ホフマン(Torsten Hoffmann)が制作したビットコインに関するドキュメンタリーで、2015年にリリースされたあとに、世界で大きな反響を呼び、海外で多数の映画祭で受賞していました。このドキュメンタリーはトルステン・ホフマンによる初の映画監督を務め、複数のエミー賞を受賞したマイケル・ワッチュロニスと共同監督した作品です。
主な受賞歴
2015年、アムステルダム国際映画祭でVAN GOGH賞、審査員特別賞を受賞
2015年、アンセム映画祭で最優秀国際ドキュメンタリー賞を受賞
2015年、フリーダム・フェストでベスト・リバタリアン・アイデア賞を受賞
このドキュメンタリーは日本ではあまり紹介されていなく、日本語版も今まで存在しなかったようです。今回、当サイト管理者、「アーサー伝説」・「アーノード」2名による字幕を翻訳し、YouTubeに日本語字幕版を発表することになりました。これを機会に、このドキュメンタリーを改めて紹介したいと思います。
このYouTubeリンクでご視聴ください。
このドキュメンタリーは2015年に制作されたものとしても、中身は今世の状況に当てはまる所が多く、いま見てもとても意味があり、勉強になるところや、共感するところは多いはずです。今、世界各国は新型コロナウイルスと戦っている最中に、各種金融政策、通貨政策が実施され、各国政府から経済を救済するために通貨をたくさん発行している状態です。このドキュメンタリーはまさにこのような政府による通貨供給システムのコントロールを批判し、同時にはビットコインはどうして優れた通貨なのか、どうして革新的なイノベーションなのかを簡単に理解できるように説明します。
ビットコインの価値はどこから来ていますか?それを答える前に、まず今の法定通貨の価値がどこから来ているかを考えるべきです。このドキュメンタリーはお金・銀行・通貨の歴史から辿って、私たちが日常的に使っているお金に関する驚くべき、あまり知られていない事実を明らかにします。
今のお金を言われるがままに信用する人々は、このドキュメンタリーを視聴後、もう一度お金の本質を考え、法定通貨の再認識になるでしょう。すでにビットコインや仮想通貨の知識を持っている人も見る価値があり、またビットコインや仮想通貨の知識を持っていない人や、これから参入したい人にとっても、啓蒙となる必ず見るべきドキュメンタリーです。
さて、この作品のタイトル通りに、将来ビットコインのさらなる普及で我々が知っているお金の終わりになりますか?これがばかげた考えと思う人は多いかもしれませんが、現実はその兆候がすでに出ています。この記事「世界初、中南米のエルサルバドル共和国は国の通貨をビットコインに指定する?」の続報として、エルサルバドルではビットコイン法案が議会で可決、ビットコインが法定通貨になりました!
このドキュメンタリーの本編日本語字幕版をこのYouTubeチャンネルで公開しました。ぜひチャンネル登録をお願いします。