過ぎ去った5月にビットコインや仮想通貨の下落があまりにも激しく、海外記事「Worst month for BTC price in 10 years: 5 things to watch in Bitcoin」によると、ビットコインの過去10年に最低の5月となり、40%近くも下落しました。ビットコインの歴史の中に5月は価格上昇になったケースが多く、2017年と2019年の5月は50%以上も上昇しました。例外として、2018年5月は19%下落しましたが、今年の5月ははるかそれ以上に下落しました。
それでも、とても強気で2021年末まで、ビットコインの価格は500%上昇すると予測する人はいます。
海外記事「Bitcoin Will Surge 500% This Year As Tsunami of Cash Comes Back to Crypto, Says BTC Firebrand Max Keiser」によると、ベテランのビットコイン投資家マックス・カイザー氏は、各国の法定通貨の大量印刷でインフレーションが顕在化していて、多くの企業はインフレーションヘッジとして、ビットコインを購入すると予測され、それで2021年末まではビットコインが500%も上昇し、22万ドルまで到達するでしょうと彼は述べました。
カイザー氏は、ビットコインへの企業投資の時代になる転換点として、アメリカのビジネスインテリジェンス企業MicroStrategy社CEOマイケル・セイラー氏が主導したMicroStrategy社去年夏に最初の10億ドルのビットコイン購入を指摘しています。さらに多くの企業のCFOやCEOは真剣にビットコインの所有を検討し、MicroStrategy社に追随し、より多くの資金はビットコインに流入すると予測しています。
5月の下落は多くの個人や企業として、安い価格でビットコインやほかの仮想通貨を購入する好機ともなっています。ただ多くの人は価格の底打ちを待っています。市場では底打ちの兆候が明確になった時に、仮想通貨市場は爆発的に資金が流入すると予想されます。
ちなみに、MicroStrategy社は去年夏の最初の購入以降に何回もビットコインを追加購入し、直近の購入は5月にビットコイン価格が暴落した後にも2回行いました。それで、MicroStrategy社のバランスシートには現在9万2079BTCがあり、ビットコインの総供給量の0.438%を所有しています。もし、マックス・カイザー氏の予測通り、ビットコインが年末までに500%も上昇したら、MicroStrategy社は一躍資金豊かな有名企業になるでしょう。